私は第一子を出産した後、理想の母親像に縛られすぎて自らを追い詰めてしまいました。赤ちゃんが泣き止まないのは自分の愛情が足りないからだと自分を責め、夜も数分おきに目が覚めて、常に心臓がバクバクと脈打つような不安感の中にいました。食事の味も分からなくなり、鏡の中の自分の顔が幽霊のように見えたとき、私はようやく自分が普通の状態ではないことに気づきました。しかし、病院へ行くという選択肢を選ぶまでには、さらに1ヶ月の時間を要しました。「精神科へ行くなんて、失格の母親だと思われるのではないか」という恐怖があったからです。ついに夫に付き添われ、近所のメンタルクリニックの門を叩いた日、私の世界は変わり始めました。診察室で医師に「今まで本当によく頑張りましたね。これは病気のせいで、あなたのせいではありません」と言われた瞬間、あんなに枯れていたと思っていた涙が止まらなくなりました。診断名はやはり産後うつでした。そこからの治療は、まず「休むこと」の重要性を学ぶことから始まりました。医師からの診断書があったおかげで、夫も育休を延長し、実家の母も本格的にサポートに入ってくれました。病院では、脳の神経伝達物質を調整するお薬を処方されました。薬を飲むことへの抵抗もありましたが、医師が副作用や授乳への影響についてエビデンスに基づいた詳細な説明をしてくれたことで、納得して服用を開始できました。数週間経つと、あんなに重かった頭の霧が少しずつ晴れていくのを感じ、3ヶ月が経つ頃には、赤ちゃんの可愛さを素直に噛み締められる余裕が戻ってきました。病院受診は、私にとっての救命ボートでした。もしあの時、意地を張って病院に行かずにいたら、私は自分自身を、そして大切な家族を壊していたかもしれません。病院は怖い場所ではなく、壊れかけた心をつなぎ止めてくれる修理工場のような場所でした。今、もし一人で涙を流しているお母さんがいたら、伝えたいです。病院のドアは、あなたの想像よりもずっと優しく開いています。助けを求めることは、あなたが子どもを愛しているからこその勇気ある決断なのです。