健康診断で「尿酸値が高い」と指摘された際、「尿酸値が高いとどうなる」という不安と共に、「一体何科を受診すれば良いのだろう」と迷う方は少なくありません。適切な医療機関を受診することは、早期の診断と治療、そして合併症の予防のために非常に重要です。私自身も、尿酸値の指摘を受けた際、最初にどの科を受診すべきか悩んだ経験があります。尿酸値が高い、つまり高尿酸血症の疑いがある場合にまず受診すべきなのは、以下のいずれかの科です。一つ目は「内科」です。かかりつけの内科医がいる場合は、まずそこで相談するのが最も良い方法です。内科医は高尿酸血症だけでなく、高血圧、糖尿病、脂質異常症といった他の生活習慣病との関連性も考慮に入れ、総合的に診断・治療方針を検討してくれます。必要に応じて、専門医を紹介してくれるでしょう。二つ目は「腎臓内科」です。尿酸値が高い状態が続くと、腎臓に負担がかかり、痛風腎や尿路結石のリスクが高まります。腎機能に不安がある場合や、既に腎機能の低下が指摘されている場合は、腎臓内科の受診が特に推奨されます。腎臓の専門医が、尿酸値と腎機能の関係を詳しく評価してくれます。三つ目は「整形外科」です。もし既に痛風発作の経験がある場合や、関節の痛みが主な症状である場合は、整形外科を受診することも選択肢の一つです。整形外科医は、関節の炎症や尿酸結晶の有無を診断し、痛風発作に対する対症療法を行ってくれます。ただし、尿酸値全体の管理は内科的なアプローチが必要となるため、整形外科医から内科への紹介がある場合も多いです。受診する際には、健康診断の結果を持参し、いつから尿酸値が高いと言われたのか、どのような症状があるのか、他の持病や服用している薬があるかなどを正確に伝えるようにしましょう。医師は問診や血液検査、尿検査などを行い、高尿酸血症の原因や重症度、合併症の有無を評価し、適切な治療計画を立ててくれます。早期の受診と継続的な医療管理が、尿酸値が高いことによるリスクから自身の健康を守る上で不可欠です。